- 「Claude Designって、どうやって使うの?」
- 「デザインやコードの知識がなくても使いこなせる?」
- 「Canvaとか、他のデザインツールと何が違うの?」
2026年4月に登場した「Claude Design」は、会話ベースで指示を出すだけで、本格的なデザインを自動生成できるアシスタント機能です。
これまで時間やスキルが必要だったデザイン作成のハードルを、大きく下げてくれるツールとして注目を集めています。
この記事では、初期設定から理想のデザインに仕上げるコツまで、初心者でも実践できるClaude Designの使い方を分かりやすく解説します。
- Claude Designの基本機能と料金
- スライド資料を作成する5つの手順
- 直感的に手直しできる編集機能
- プロンプト付きの活用例3選
この記事を読めば、デザインに慣れていない方でも、効率よく綺麗な資料を作れるようになるはずです。

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Claude Designとは?会話だけでデザインが完成するAI

Claude Design(クロードデザイン)は、2026年4月にAnthropic(アンソロピック)社が新しく公開したAIデザインツールです。
最大の特徴は、チャットで指示するだけで、本格的なデザインが自動で完成する点にあります。
難しい知識やツールの操作スキルは不要で、チャットツールでメッセージを送るような感覚で、AIがアイデアを形にしてくれます。
- スライド資料
プレゼンや会議でそのまま使える資料 - Webサイトの画面
アプリの完成イメージやWebページのレイアウト - 短い動画
サービス紹介などの簡単なアニメーション - 図解やバナー
SNSやブログで使える視覚的なコンテンツ
Claude Designは、現在テスト版(リサーチプレビュー)として提供されています。
無料プランでは利用できませんが、月額20ドルの「Proプラン」等に加入すれば、すぐに使用できます。
各プランの対応状況と料金の目安を表にまとめました。
| プラン名 | 料金 | Claude Designの利用 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| Free (無料) | 0円 | 不可 | まずは通常のAIチャットだけ試したい方 |
| Pro (プロ) | 月額20ドル (約3,000円) | 可能 | 個人で資料や画像作成を効率化したい方 |
| Max 5x (5倍枠) | 月額100ドル (約15,000円) | 可能 | 中程度の頻度で定期的に利用したい方(エンジニアやPMなど) |
| Max 20x (20倍枠) | 月額200ドル (約30,000円) | 可能 | 高頻度で使い倒したいパワーユーザー(デザイナーやクリエイターなど) |
| Team (チーム) | 1名あたり月額30ドル (約4,500円)※1 | 可能 | チームや複数人で本格的に業務導入したい方 |
※1 Teamプランは年払いの場合、1名あたり月額25ドルになります。
※2026年4月時点の公式情報です。
ドル決済のため、日本円の価格は為替により変動します。
【5ステップ】Claude Designの使い方

Claude Designの使い方はシンプルで、デザインの知識がなくても本格的な資料をスムーズに作成できます。
操作画面を見ながら、5つのステップに沿ってスライド資料を作成していくので、ぜひ一緒に手を動かしてみてください。
① PCブラウザからアクセス
Claude Designを始めるには、まずPCのブラウザからClaudeにログインしましょう。

まだアカウントを持っていない方は、Googleアカウントから簡単に登録できるので事前に済ませておいてください。
現在、スマホアプリには対応しておらず、PCブラウザからのみ利用可能な機能となっています。
- アクセス方法: 画面左側のメニューにある「Design」を選択
- 利用条件: Pro・Max・Teamなどの有料プランユーザー限定
- 注意点: スマホアプリからは利用不可
ログイン後は、以下のメニューから「Design」を選択してください。

② プロトタイプやスライドなど種類を選択
デザイン作成のプロジェクト画面が開いたら、画面上部のタブから「作りたい形式」を選びましょう。
目的に合わせて種類を決めると、AIが最適なレイアウトを準備してくれます。

- プロトタイプ(Prototype): Webサイトやアプリの設計図を作りたい時
- スライドデッキ(Slide deck): プレゼンや会議用のスライドを作りたい時
今回はスライド資料を作成するので、「スライドデッキ」を選択しました。
形式を選び、プロジェクト名を入力して「+作成する」をクリックすると、次の画面に進みます。
③ 作りたいデザインを言葉で指示
画面左下のチャット欄に「どんなデザインを作りたいか」を言葉(プロンプト)で入力します。
普段使っている日本語の自然な文章で問題ありません。

入力すると、基本的にはAIから「ターゲットは?」などと質問してくれますが、たまに質問を飛ばしてデザインを作ってしまう場合があります。
【プロンプト】
初心者向けにClaude Designの使い方を解説するスライドを作ってください。
作成を開始する前に、ターゲットやトーンについて私にいくつか質問してください。
やり直しによる利用制限枠の無駄遣いを防ぐためにも、プロンプトの最後に「作成を開始する前に、私に質問して」と添えておきましょう。

この一言を添えるだけで、AIが優秀なディレクターのように必要な要件を聞き出してくれます。
④ 参考画像やデータを添付して送信
参考となる画像やデータを添付すると、デザインの精度が格段に上がります。
添付したいデータは、チャット欄のクリップマークから選択しましょう。

今回はClaudeをテーマにしたスライド作成のため、Claudeのロゴ画像を添付しておきました。
このような、文字だけでは伝えにくい「空気感」や「具体的な数値」などを共有するのが成功のコツです。
【アップロードできる素材の例】
- 画像: 手書きのラフスケッチ、理想のサイトのスクリーンショット
- データ: グラフ化したいCSVファイル、Excelデータ
- その他: 会社ロゴ、制作済みのデザインデータなど
特に「明るく清潔感のあるデザインにしたい」といった要望は、言葉だけだとAIとの間にズレが生じがちです。
理想に近い画像を1枚添えて「この画像のようなトーンで」と伝えるだけで、正確にあなたの好みを理解してくれます。
⑤ パワポ形式などで保存・書き出し
デザインが完成したら、画面右上の「共有」ボタンからデータを保存してください。

用途に合わせて、以下のようなファイル形式でダウンロードが可能です。
- PPTX: PowerPoint(パワーポイント)形式
- PDF: 印刷や配布に便利な形式
- HTML: Webサイトとしてそのまま動かせる形式
特に便利なのが、パワポ形式での書き出しです。
文字や図形が個別のパーツとして認識された状態で出力されるため、ダウンロード後も使い慣れたPowerPoint上で、文字の書き換えや色の微調整が自由に行えます。
また、Claude Designで作った土台を、さらに活用する機能も備わっています。
- Canva(キャンバ): データを送り、よりオシャレな装飾を追加して仕上げる
- Claude Code(クロード・コード): 開発ツールへ引き渡し、ボタン一つで実際のWebサイトとして実装する
「作って終わり」ではなく、次の作業へスムーズにバトンタッチできるのが大きな強みです。
実際に作成したスライド資料は、こちらをご覧ください。
Claude Designの編集・手直し機能の使い方

AIが生成したデザインが、1回の指示で最初から100%理想通りになるとは限りません。
「ここの文章だけ変えたい」「もう少し全体の雰囲気を変えたい」といった場合でも、Claude Designなら画面上から直感的に手直しが可能です。
ここでは、チャットで何度も指示を出し直すことなく、デザインを微調整できる3つの便利な機能を紹介します。
① 文字や色を直接変える「Edit機能」
画面右上の「編集(Edit:エディット)」をオンにすると、生成されたデザイン上の文字を直接クリックして書き換えられるようになります。

- 文字の直接修正: 画面上でクリックして、そのままテキストを打ち直せる
- 右パネルでの詳細調整: 文字サイズ、色、余白の広さなどを細かく変更できる
「ちょっとした誤字を直したい」「この部分の色だけ変えたい」といった場合、チャットでAIにやり直しを指示すると時間がかかってしまいます。
このような微調整であれば、Edit機能を使って自分でサクッと直してしまうのが手っ取り早くておすすめです。
② ピンポイントで直す「Comment・Draw機能」
チャットだけでは伝えにくい「ここを直して!」というもどかしさを解決するのが、「コメント(Comment:コメント)」と「描く(Draw:ドロー)」機能です。


これらの機能を使うと、以下のような手直しが可能になります。
- Comment(コメント): 直したい場所をポチッとクリックして、「ここを大きくして」と指示を送る
- Draw(ドロー): 直したい部分をペンでぐるっと囲んで、「この部分を削除して」と指示を送る
言葉だけで「スライド右上の〇〇のボタンを…」と説明するのは意外と大変です。
この機能を使えば説明する手間が省けるだけでなく、「AIに別の場所を直されてしまった」という勘違いも防げます。
ピンポイントで修正したい時に非常に便利です!
③ 全体のデザインを調整する「Tweaks機能」
「微調整(Tweaks:ツィークス)」は、デザイン全体のレイアウトや雰囲気を一括で変えられる機能です。
「+微調整」ボタンをクリックし、「色合いを調整するスライダーを作って」などとコメントすると、AIが作成したデザインに合わせて、以下のような専用の調整パネルを準備してくれます。

- 雰囲気や文章のトーン
- 文字の大きさ
- 情報の密度
- レイアウトパターン
チャットで細かく指示を出し直す必要がなく、スライダー等を使って直感的に全体のバランスを整えられるため、複数のパターンを手軽に見比べたい時に活躍します。
【実践】Claude Designの活用例3選
実際にClaude Designを使って、3種類の異なるデザインを作成してみました。
今回の事例では、形式は「プロトタイプ」、本格的なデザインを作れる「高忠実度(High fidelity:ハイ・フィデリティ)を選択しています。

プロンプト一つでどこまでできるのか、リアルな使用感や出来栄えを参考にしてください。
① 画面タップで切り替えられる「スマホアプリ」
日常で使えるスマホアプリのデモ画面を作成しました。
「ここをクリックしたらこうなる」といった指示も、普通の文章で伝えるだけでOKです。
【プロンプト】
初心者向けの『観葉植物の水やり管理アプリ』のモバイル用プロトタイプを作成して。
ホーム画面(植物の一覧)、水やりの記録画面、植物の育て方ガイド画面の3つの画面構成にして、実際にボタンやタブをクリックして画面が切り替わるようにしてください。
トーンは自然を感じさせるボタニカルグリーンを基調とした、優しく親しみやすいデザインでお願いします。
作成を開始する前に、私にいくつか質問してください。
指示どおり、観葉植物のイメージが直感的に伝わるデザインのアプリが完成しました。
ちなみに、最初は観葉植物の種類は5つでしたが、バランスが悪かったので「6つにして」と依頼すると、すぐに6つ目のガジュマルを追加してくれました。
② 縦長でスクロールできる「Webサイト(LP)」
1枚モノの縦長ウェブページ(LP)をゼロから作成しました。
入れてほしい内容の順番と、希望の色合いを伝えただけです。
【プロンプト】
『こだわりの自家焙煎コーヒー豆』を販売するオンラインストアのランディングページ(LP)を作成して。
構成は、①トップのシズル感のあるコーヒー画像とキャッチコピー、②こだわりの焙煎方法の紹介、③おすすめの豆のラインナップ、④購入ボタン(CTA)の4セクションにしてください。
カフェのような落ち着いたブラウンとオフホワイトを基調とした、温かみのあるデザインでお願いします。
作成を開始する前に、私にいくつか質問してください。
作成前にAIからの質問に対して和のテイストを指定したところ、リアルな画像を使った純和風でスタイリッシュなLPに仕上がりました。
伝えておいた僕の名前もきちんと記載されています。
③ 文字や図形が自動で動く「アニメーション」
ちょっと目を引く、アプリの紹介アニメーションを作成しました。
「こんな風に動かして」とお願いするだけで、動画のようなデザインも作れます。
【プロンプト】
新しい『スマート家計簿アプリ』の3つのすごい特徴(レシート自動読み取り、無駄遣いアラート、簡単グラフ化)を紹介する、20秒程度の短いアニメーションを作成して。
テキストや図形にポップな動きをつけて、スライドショーのように自動で切り替わるスタイリッシュな表現にしてください。
作成を開始する前に、私にいくつか質問してください。
音は付けられませんが、画面が弾むような動きでリズミカルに切り替わる、ポップで可愛いアニメーションが出来上がりました。
Claude Designに関するよくある質問
最後に、Claude Designの利用についてよくある疑問をQ&A形式でまとめました。
料金やスマホ対応の有無、気になる機能など、これから使い始める前に知っておきたいポイントを簡潔に解説します。
Q1. Claude Designは無料で使える?料金・費用は?
いいえ、2026年4月現在のところ、無料プランでは利用できません。
月額20ドルの「Proプラン」など、Claudeの有料プランに加入すると、追加料金なしで利用できるようになります。
なお、デザインの生成には専用の「利用制限枠(Weekly limit)」が設けられています。
短期間に何度も作り直しを繰り返すと制限に達してしまう可能性があるため、むやみなやり直しには注意が必要です。
料金プランの詳細はこちらの記事で確認してください。
Q2. スマホアプリやインストールは必要?
専用ソフトのインストールは不要です。
PCのブラウザからClaudeにログインするだけで、すぐに使い始められます。
ただし、2024年4月現在はPCブラウザからの利用のみに対応しており、スマホアプリからは利用できませんのでご注意ください。
Q3. 日本語での入力やデザイン出力に対応してる?
はい、完全に対応しています。
普段使っている自然な日本語でプロンプト(指示)を入力するだけで問題ありません。
生成されるデザインも日本語での出力に対応しており、自動的に読みやすい日本語フォント(ゴシック体や明朝体など)を適用してくれます。
Q4. デザインシステムとはどのような機能ですか?
自社のロゴやブランドカラー、フォントなどをあらかじめ登録し、自社などのルールに沿ったデザインを自動で作成できるようになる便利な機能です。
画面上部のタブから「デザインシステム」を選択し、「作成する」をクリックすると作成画面に進みます。

自社サイトのスクリーンショットや過去の資料(パワーポイントなど)を読み込ませるだけで完了です。
一度設定しておけば、以降はAIが自動でデザインのトーン&マナーを守ってくれるため、「生成するたびにデザインの雰囲気がブレる」といったAI特有の悩みを解消できます。
Q5. 作ったデザインをWebサイト(フロントエンド)にできる?
可能です。
作成したデザインは、HTML形式で直接書き出し(ダウンロードする)ができます。
さらに便利なのが、開発用AI「Claude Code(クロード・コード)」との連携機能です。
作成したデザインをボタン一つでClaude Codeへ引き渡し、そのまま実際のWebサイト(フロントエンドのコード)として実装へと進められます。
また、スライド作成においては、GoogleのAI「Gemini」のCanvas機能も優秀です。
詳しい使い方については、こちらの記事で解説しています。
まとめ|Claude Designの使い方をマスターしてデザイン作成を効率化しよう

Claude Designは、言葉の指示だけでスライド資料やWebサイトのデモ画面を直感的に作成できる、強力な機能です。
最後に、今回解説した使い方のポイントを整理します。
- 利用環境
有料プラン(Proなど)限定機能で、現在はPCブラウザからのみ利用可能。 - 形式の選択
プレゼン資料なら「Slide deck」、Webデザインなら「Prototype」など用途に合わせて選ぶ。 - 直感的な手直し
「Edit」や「Tweaks」などの機能を使えば、画面上で直接微調整ができる。 - 高い拡張性
パワポ(PPTX)形式で書き出して再編集したり、デザインシステムで自社のトーンを統一したりできる。
チャットで対話するだけで、頭の中にあるイメージが素早く形になるため、資料作成やWebデザインにかかる時間が大幅に短縮されます。
日々のデザイン作業に課題を感じている方は、ぜひ活用してみてください!
AIスクール「AI ONE」では、Claude Designの実践的な活用事例やプロンプトを日々共有しています。
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