- 「最近Gemini 3が出たらしいけど、何が変わったの?」
- 「Gemini 3の使い方がイマイチわからない…」
- 「無料版だと、あんまり使えないのかな?」
AIの進化は早すぎて、新しいモデルが出るたびに「自分に関係あるのかな?」と迷ってしまう方は多いでしょう。
2025年11月に登場したGemini 3は、これまでの「ただ会話するAI」から、「じっくり考えて答えを出すAI」へと大きく進化しました。
今回、Gemini 3を使ってみましたが、複雑な問題にも対応できる思考力や、日本語も綺麗に書ける画像生成機能には驚かされるばかりです。
この記事では、Gemini 3の始め方から無料でどこまで使えるのかなどを、わかりやすく解説します。
- Gemini 3の使い方のステップ
- Gemini 3とGemini 2.5の違い
- Googleとの連携や画像生成などの活用事例
- 無料版の回数制限の仕組み
この記事を読めば、Gemini 3の使い方を理解でき、仕事や創作活動にも活かせるようになるはずです。

-1024x645.png)
Gemini 3とは?Gemini 2.5との違いを解説

2025年11月に登場した「Gemini 3」は、Gemini 2.5から「基礎的な頭の良さ(地頭)」が大きく底上げされました。
最大の特徴は、答えを出す前に立ち止まって深く考える「思考プロセス」が強化された点です。
上位機能の「Deep Think」を使えば、より難しい課題にも数分かけて自問自答しながら、答えを導き出せます。
今回のアップデートにより、これまでは困難だったざっくりした指示でのアプリ開発や、複雑な問題の解決も可能になりました。
また、画像生成で正しい日本語を表示できたり、大量のデータを一度に読み込めたりと、実用的な機能も大幅に強化されています。
以下に、Gemini 3とGemini 2.5の違いをまとめました。

Gemini 3は、日常使いはもちろん、複雑な課題解決からアプリ開発、さらには画像編集といったクリエイティブな領域まで幅広くこなせるようになりました。
Gemini 3の使い方2ステップ

Gemini 3を使うために、難しい設定は必要ありません。
ここでは、Web版(PCブラウザ)の画面を見ながら、基本的な使い方を2つのステップで解説します。
スマホアプリ版でも基本的な操作の流れは同じなので、安心してください。
ステップ①:アプリまたは公式サイトへアクセス

まずは、Gemini 3を利用できる環境にアクセスします。
アクセス方法には、Web版とスマホアプリ版の2種類がありますが、迷った時は使い慣れているデバイス(PCかスマホ)から始めてみてください。
- Web版(PC推奨)
ブラウザでgemini.google.com を開きます。
PCなら画面が広く、調べ物をしながらの作業や長い文章の編集がスムーズです。
ファイルのアップロードもしやすいため、しっかり使い込みたい方はPCのWeb版が使いやすいでしょう。 - スマホアプリ版
iPhoneは「App Store」、Androidは「Google Playストア」から専用の「Google Gemini」アプリをダウンロードしてください。
外出先でのリサーチや、写真・音声を使った手軽な利用にとても便利です。
スマホならではの直感的な操作で使えるのは、アプリ版の大きな魅力といえます。
スマホのブラウザからもWeb版を利用できますが、専用アプリの方がスマホでの動作に最適化されているので、よりスムーズに使用できます。
ステップ②:チャット欄でやりたいことを入力
Geminiのチャット欄にしてほしいこと(指示文)を入力すると、すぐにやり取りを開始できます。
チャット欄の右端にあるマイクアイコンをクリックすれば、Geminiと会話しながらやりとりを進められるので、手入力の手間を減らせます。
また、Gemini 3は目的に合わせて、3つのモードを使い分ける仕組みです。

各モードの特徴は次のとおりです。
- 高速モード(Gemini 3 Flash)
スピードを重視したい人向けのモデル。
日常の調べ物やメール作成、長い文章の要約など、早く答えがほしい時に便利です。 - 思考モード(Gemini 3 Flash Thinking)
回答を出す前に一旦考えるモデル。
複雑な推論や、正確な文字入れやレイアウトが求められる画像生成で活躍してくれます。 - Pro(Gemini 3 Pro)
高度な知能を持つ上位モデル。
専門的な情報の分析や、最高画質の画像生成など「質」を重視する時に使うのがおすすめです。
無料版では「思考モード」と「Pro」は、使用できる回数にかなり制限があるため注意してください。
詳しくは後の項でお伝えしますが、普段使いであれば、サクサクと動いてくれる高速モードで十分です。
私も基本的には標準モデルの高速モードを利用してますが、Gemini 3の機能を十分に実感できており、不足を感じたことはありません。
Gemini 3の使い方がわかる事例5選

Gemini 3の基本的な使い方がわかったところで、次は具体的にどんな場面で使えるのかを見ていきましょう。
今回は、私が実際に試してみたGemini 3の活用事例を5つご紹介します。
どれも難しい操作ではありませんので、ぜひ一緒に手を動かしてみてください。
事例①:文字入り画像を作成
これまでの画像生成AIは、画像の中の文字(特に日本語)が謎の記号のように文字化けしてしまうのが弱点でした。
しかし、Gemini 3に搭載された「Nano Banana Pro」なら、正しい日本語が入った画像を作れます。
まずはチャット欄のツールを、バナナのアイコンが付いた「画像生成」に設定してください。
モードは、「思考モード」と「Pro」のどちらかを選択します。
今回は、文字数が多くても正しく日本語を描けるかを確認したかったので、次のプロンプトで依頼してみました。

その結果、Gemini 3が作成してくれた4コマ漫画がこちらです。

ご覧のとおり、文字化けは起きていません。
4コマ漫画の内容も、細かく指定しなくても、Gemini 3がテーマを汲み取ってコミカルでわかりやすい構成に仕上げてくれています。
文字の崩れが完全に解消されたわけではありませんが、これまでのように画像生成後に別のソフトで文字を入れ直す手間は大幅に減りました。
事例②:YouTube動画を要約
「1時間の解説動画、全部見る時間がない…」そんな時にもGemini 3が活躍します。
今までは、長い動画をAIに読み込ませようとすると、情報量が多すぎてエラーになったり、内容を省略されてしまうことがありました。
しかし、Gemini 3は100万トークン(日本語で約80万〜100万字相当)の圧倒的な処理能力を持っているため、1時間を超える長尺動画でも飲み込めます。
活用シーンとしては、次のような場面で役立ちます。
- 長いセミナー動画から、大事なノウハウだけを抜き出す。
- 英語のニュース動画を読み込ませて、日本語で解説してもらう。
- 「〇〇について話しているのはどこ?」と聞いて、該当する再生時間(タイムスタンプ)を教えてもらう。
今回は、OpenAIの『Introducing GPT-5』(約1時間17分)の動画(すべて英語)を使って、その実力を検証しました。
ライバル企業の発表を、Geminiがどう読み解くのか、気になるところです。
方法は簡単で、YouTubeのURLをチャット欄に貼り付けて、次のように指示を出すだけです。

指示通りに、GPT-5の主要な新機能とGeminiとの比較について、タイムスタンプ付きでまとめてくれました。


1時間超の全編英語の動画でも、専門用語を噛み砕いて重要ポイントだけを素早く把握できるのは本当に助かります。
視聴する時間がなくても、動画を倍速で見るよりはるかに効率よくインプットできます。
事例③:大量のGmailから情報を検索
GoogleのAIならではの強みが、Googleサービスとの連携です。
「Google Workspaceの拡張機能」をオンにすると、Geminiのチャット画面からGmailなどのGoogleサービスとつながります。
例えば、「あのメールはどこにいった?」「すぐに返信が必要なメールがあるのか知りたい」といった場面でとても役立ちます。
連携の手順は、まずGeminiのホーム画面左下にある「歯車マーク」をクリックし、メニューの中から「アプリ連携」を選択してください。

続いて、Google Workspaceの右上にあるボタンをクリックし、青色に変われば連携の設定は完了です。

今回チャットで、
「アパートの更新手続きのメールが届いてたと思うけど、期限はいつまでだった?」
と尋ねると、次のような回答が返ってきました。

回答は正しく、契約更新はすでに完了しており、手続き完了の通知も届いていました。
しかも、同じ時期に届いていた火災保険の情報まで調べているのは驚きです。
そこで、
「火災保険の更新手続きは完了してる?」
と追加質問すると、

これもまた、正しい回答でした。
対応が必要なメールであれば、あわせて「メールの返信文を考えて」と依頼すると、適切な文面まで提案してくれるのでとても助かります。
事例④:カレンダーの予定を管理
Geminiは、Googleカレンダーとも連携しています。
予定を手入力したり、「美容室の予約日はいつだったかな?」とアプリを開いて確認するのは地味に面倒な作業ですが、Geminiなら簡単に管理できます。
例えば、
「1月10日の10時に美容室の予定を追加しておいて」
と音声で伝えると、

このように、自動でカレンダーに予定が追加され、予定日時をクリックするとGoogleカレンダーアプリに移動できます。
また、「歯医者の予約日はいつだった?」「予約を翌日の同じ時間に変更して」といった指示も簡単です。




出先ではスマホアプリの音声入力を使うと、その場ですぐに予定を入力でき、入力し忘れを防げるのでおすすめです。
事例⑤:Webサイトを自動生成
「ホームページを作りたいけど、プログラムなんてわからない…」と思っている方に試してほしい内容です。
Gemini 3の「Vibe Coding(バイブコーディング)」とよばれる言葉だけでアプリを作る手法なら、専門知識は必要ありません。
「なんとなくこんな雰囲気で」と伝えるだけで、AIがコードを書き、アプリまで作ってくれます。
今回は、架空のカフェ「レトロフューチャー」のランディングページ(LP)制作を依頼してみました。
どんな風にお願いしたらいいか迷った時は、LPのイメージをざっくり伝えると、最適な指示文(プロンプト)をAIが提案してくれます。
Gemini 3が考えてくれたプロンプトは以下のとおりです。
架空のカフェ「ネオ・レトロ・コーヒー」のランディングページ(LP)を作成してください。
HTML、CSS、JavaScriptを使って、以下の要件で動くWebサイトを作ってください。
【デザインの雰囲気(Vibe)】
・「昭和レトロ」と「サイバーパンク」を融合させたデザイン
・ネオンサインのような光るロゴを使って
・全体的に紫とピンクのグラデーションを使用
【必要なセクション】
1.ヒーローエリア:大きなキャッチコピー「過去と未来が交差する一杯」
2.メニュー紹介:コーヒー、クリームソーダ、ナポリタン(値段付き)
3.アクセス:架空の地図と住所
Gemini 3には高度な推論能力があるため、もっと簡単なプロンプトでも、Vibe Codingによって「それっぽい」Webサイトを作ることは十分に可能です。
ツールは「Canvas」を選択してプロンプトを入力すると、約3分ほどで実際に動く「プレビュー」が表示されました。

メニュー表にカーソルを置くと、その項目だけが光る仕組みになっています。

想像以上のクオリティで、すぐに使えそうなレベルの完成度に正直驚きました。
また、Google Antigravity(アンチグラビティ)という、AIが複雑なコード作成を引き受けてくれるツールを使えば、さらに本格的に作業を進められます。
Gemini 3ではプロンプトのハードルが大きく下がりましたが、より質の高い回答を得るには、コツを知っておくに越したことはありません。
こちらの記事では、さまざまなシーンで使えるプロンプトを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Gemini 3(Gemini 3 Pro)の料金と回数制限

Gemini 3(Gemini 3 Pro)のような高性能なAIを使うとなると、「料金が高いんじゃないの?」と気になるかもしれません。
結論から言うとGemini 3は無料でも利用できますが、モードを「思考モード」か「Pro」に設定して使う場合、回数制限があります。
いざ使いたい時に「制限で動かない!」と慌てないよう、プランごとの違いを理解しておきましょう。
ちなみに、「Gemini 3」はシリーズ全体の名前、「Gemini 3 Pro」はその中身である具体的なモデル名を指しており、実質的に同じものと考えて問題ありません。
Gemini 3の無料利用枠
Gemini 3は無料プランでも利用可能ですが、無制限に使えるわけではなく、モードによって使用できる回数は異なります。
- 思考モード・Proの制限
無料版では、1日5回程度の制限が設けられています。
(制限回数はサーバーの混雑状況によって変動する場合あり) - 制限を超えた時
思考モード・Proが使えなくなり、高速モード(標準モデル)に切り替わります。
つまり、難しい質問以外では高速モードに設定しておくのが、無料版を賢く使うコツです。
無料版と有料版の違い
プランの選択で迷っている方のために、主要な3つのプランの違いを表にまとめました。
決定的な違いは、やはり思考モードを使える回数にあります。

日常的に仕事や学習でGemini 3を使いたい場合、無料版ではすぐに足りなくなってしまいます。
ストレスなく使いたい方は、月額2,900円の「Google AI Pro」が最もコスパの良い選択肢になるでしょう。
Google AI Studioの活用
「月額2,900円はちょっと高い…」と感じる方には、無料のGoogle AI Studioを使う方法がおすすめです。
アプリ開発者向けのテストツールですが、Googleアカウントを持っていれば利用可能です。
Google AI Studioは「1日の回数上限」ではなく、「1分間のリクエスト数(速度)」を制限する仕組みになっています。
そのため、短時間での連投さえ避ければ、テスト目的で実質的に回数を気にせずGemini 3を無料で試せます。
Google AI Studioを使う手順は次のとおりです。
① Google AI Studio にアクセスします。
② 初回のみ利用規約への同意が必要です。

③ ログイン後、画面左上の「Playground」をクリックし、右側のパネルから「Gemini 3 Pro Preview」を選択してください。

④ 画面下のチャット欄にプロンプトを入力します。
Google AI Studioは英語表記なので最初は躊躇するかもしれませんが、日本語で入力でき、回答も日本語なので心配いりません。
まずは無料でGemini 3を試したい方は、ぜひ活用してみてください。
Gemini 3の使い方の注意点

Gemini 3は「見る・考える・作る」能力が飛躍的に向上し、これまで以上に頼れる機会が増えました。
しかし、便利になりすぎたがゆえに、人間側が気をつけておかなければならない「新しい落とし穴」も生まれています。
Gemini 3を安全に、そして賢く使いこなすためのポイントを押さえておきましょう。
機密情報や個人情報の漏洩
Gemini 3の特徴の一つは、大量の資料や長時間の動画を一度に読み込める「100万トークン」という容量です。
しかし、この便利さがうっかりミスを誘発します。
- 注意点
大量の資料を丸投げできるようになった分、紛れ込んだパスワードや個人情報に気づかずアップロードしてしまうリスクが増えました。 - 対策
ファイルを渡す前に、「他人に見せてはいけない情報が入っていないか?」を確認するクセをつけましょう。
Gemini 3に限らず、「ネットに上げてはいけない情報は、AIにも渡さない」のが基本です。
高度化した「AIの嘘」への対策
AIがもっともらしい嘘をつく「ハルシネーション」も、Gemini 3では少し質が変わってきています。
思考モードで、より深く考えるようになった分、間違い方まで巧妙になりました。
- 注意点
単純な間違いではなく、筋の通った説得力のある嘘をつくため、人間が「これだけ論理的だし正しいはず」と信じ込んでしまいがちです。 - 対策
特に健康、お金、法律などの重要な判断においては、AIを鵜呑みにせず、必ず検索などで情報の裏取りを行いましょう。
知識不要で作れるアプリを安全に使うコツ
専門知識がなくても、「こんな感じ」と伝えるだけで、アプリやWebサイトが作れる機能は革命的といえます。
今回の事例でも紹介したように、実際に自分のサイトを作る楽しさは格別ですが、その裏側には注意が必要です。
- 注意点
画面上の動きは完璧でも、裏側のプログラムは整理されておらず、セキュリティが弱い状態になりがちです。 - 対策
趣味や試作品としてなら最高ですが、将来的に本格的なサービスとして運用するなら、プロのエンジニアに中身を整えてもらうのが安心でしょう。
Gemini 3と ChatGPT 5.2を比較

2025年後半には、生成AIのトップ2である「Gemini(Google)」と「ChatGPT(OpenAI)」が、相次いで大型アップデートを行いました。
2026年1月時点での、それぞれの最新モデルは「Gemini 3」と「ChatGPT 5.2」となっています。
Gemini 3はすべてを1つの脳でこなす「統合型」へ、ChatGPT 5.2は専門AIたちが協力して動く「連携型」へと、それぞれ異なる進化をしています。
アップデート内容も踏まえて、それぞれの主な特徴を表で比較しました。

Gemini 3は、1つのAIですべてを処理するオールインワン型です。
感覚的な指示でアプリを作ったり、大量の資料を一度に分析したりする作業に最適です。
一方、ChatGPT 5.2は専門AIを使い分け、実務的なシステム修正や映画のような動画制作において、高い信頼性を発揮します。
どちらが上かではなく、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
他のAIについても興味のある方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
用途に応じて使い分けられるAIツールを紹介しているので、自分に合った活用法がきっと見つかるはずです。
まとめ|Gemini 3の使い方をマスターして「考えるAI」を味方にしよう

これまでは「人間が指示して、AIが作る」という関係でしたが、Gemini 3の登場で、AIは「自ら考え、提案し、アプリまで完成させるエージェント」へと進化しました 。
最後に、記事のポイントを振り返っておきます。
- 思考モードで、AIが深く考えて複雑な問題にも対応できる
- 画像生成が進化し、日本語の文字入り画像も自然に仕上がる
- 言葉で指示するだけで、コードを書いてWebサイトを自動で作成
- 100万トークンの容量で、長尺動画やPDFも一度に読み込める
- 無料版でも利用可能だが、思考モードは1日5回ほどに制限される
AIの進化はとても速く、追いかけるのは大変ですが、「難しそう…」と構える必要はありません。
まずはGemini 3の無料のWeb版やアプリで、今日の夕飯の相談や、簡単な画像生成から始めてみてください 。
「考えるAI」を味方につければ、仕事や趣味の時間がもっと自由に、もっとクリエイティブになるはずです。
AIスクール「AI ONE」では、日々さまざまな活用事例を共有しており、そこから最新の使い方を吸収できます。
ノウハウを学べるだけでなく、仲間とつながって気軽に情報交換できるのも大きな魅力です。
「もっとAIを使いこなしたい」という方は、ぜひAI ONEの参加を検討してみてください。

AI ONE 
